住友生命の個人年金保険(たのしみワンダフル)を研究する

こんにちは。
確定拠出年金 相談ねっと 認定ファイナンシャル・プランナーの加藤博です。
老後資産を準備する方法として個人年金保険を検討している方もいると思います。
マイナス金利の影響で、円建ての個人年金保険は販売停止となった会社も多いですが、住友生命保険は継続して販売しています。
住友生命保険 個人年金保険 たのしみワンダフル 保険料シミュレーション
次の条件で試算してみます。
年齢 50歳
性別 女性
払込満了 60歳
年金受取開始年齢 65歳
年金受取期間 10年
月払保険料 20,000円
シミュレーション結果
基本年金額 270,400円
年金受取総額(A) 2,704,000円
払込保険料総額(B) 2,400,000円
年金受取率 (A/B) 約112.6%
となります。
イメージ図
10年間 保険料を支払います
総額2,400,000円
5年間据え置きます
年金原資額は不明です
10年間年金を受け取ります。
年金額270,400円
年金総額 2,704,000円 112.6%

支払期間→据置期間→受取期間 期間を通して、年利回りが何%で増えていくのか?
計算したことありますか?
Excelの関数を使えば 年利回りを計算できます。
XIRR関数を使って計算してみました。
日付とお金の流れを入力します。
XIRR関数で算出した 結果は 0.828%
となりました。
この値があっているか?
検算しています。
この利率で60歳時の積立金を試算してみます。
ExcelのFV関数で計算します。
=FV(0.828%/12,120,-20000,0,0)
= 2,501,198 (C)
保険料総額 2,400,000(A) に対する率(返戻率)は C/A=104.2%
次に65歳時の年金現価を計算します。
FV関数で計算します。
=FV(0.828%,5, 0,2501198,0)
= 2,606,412 (D)
5年間据置後の年金現価は 2,606,412円となり、保険料総額(A)に対する率(返戻率)はD/A=108.6%
最後に年金額があっているか?
検算します。
ExcelのPMT関数を使います。
= PMT (0.828%,10,2606412,0,1)
= -270,413
270,400円と13円差はであれば、ほぼあっていると考えて良いでしょう。
シミュレーションした結果
住友生命保険のこの個人年金保険は年利回り「0.828%」となります。
25年間 年利0.828%で運用すると考えることができます。
現在(2016年11月)の普通預金の利率が「0.001%」と比較すると有利と考えることもできます。
また、この保険は、個人年金の保険料控除も使えます。
所得税で4万円、住民税で2.8万円所得控除できます。
保険料支払期間中に解約した場合の、解約返戻金が不明ですが
恐らく一定期間は保険料支払額よりも低い額になっていると予想されます。
元本割れ期間は9年目ぐらいまで続くかもしれません。
25年間 0.828%で固定されること
一定期間は元本を下回ること
「年利回り1%未満で25年間固定するのは、インフレリスクを考えると固定するほうがリスク。投資信託を選ぶ」
という選択も有りだと考えます。私はコチラの考え方です。
「インフレリスクもあるが、現在の普通預金の利率よりも有利だから、個人年金を選ぶ」という考え方もあります。
商品の仕組とリスクを理解した上で、人それぞれの考え方で選択すれば良いです。
【ご注意頂きたい事項】
このコラムに記載している事項は投資商品・保険商品等の購入あるいはサービスを提案もしくは勧誘するものではございません。また、本資料に含まれるいかなるアドバイスも購入または売却を推奨するものではありません。本情報を元に発生する損害についてはご利用者個人の責任とし、弊社はその責任を負わないものとします。
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