(9)積み立てする余裕が今ない。どうしましょう

~積立する余裕がない。どうすればいいでしょうかね?~
こんにちは。確定拠出年金相談ねっと 認定ファイナンシャル・プランナーの
加藤博です。
40歳の企業経営者 いとう たけしさん は、
確定拠出年金口座の節税メリットに興味を持っていただけました。
でも、少し悩んでいるようです。

いとうさん、確定拠出年金を活用して、老後資産の積み立てを開始しましょう!
「そうですね。確定拠出年金口座だと税金のメリットもあるし、
スタートしたいです。
でも、
今は子供の教育費も結構かかっているし、
積み立てる余裕がないな~ と
思っていたんですよ。」
そうなんですね。
今の生活費から新たに積み立てるのは難しい
と思っている方は多いです。
『それと、60歳まで引き出せないから、ちょっと慎重になります。
教育費とかで急に必要になった場合に、引き出せないから・・・・』
60歳まで引き出すことができないのは、注意が必要です。
あくまでも、確定拠出年金口座は老後資産づくり専用の口座です。
税金のメリットが大きいのは、「老後資産づくり専用」だからなのです。
国は、国民年金や厚生年金の公的年金だけでは、将来不足することがわかっているので、税金メリットを大きくして、自分で老後資産を準備して欲しいということなんです。
来年2017年1月から、専業主婦や公務員の方も確定拠出年金口座を開設できるようになるのも、国のメッセージですよ。
『国は自助努力せよ! って言っているんですね。
新聞でもそのようなことが書いてありましたよ。
やっぱり、積み立て開始したほうがいいですね。』
いとうさん、
今、必要なお金まで積み立てにまわしてはいけません。
ですから、
老後資金づくりをスタートするときは、
今の生活費などの支出のチェックや
将来のお金の流れを確認したほうがいいですよ。
教育資金でいくら必要なのか
住宅資金でいくら必要なのか
老後資金でいくら必要なのか
などをシミュレーションしてみてください。
『将来、いくらお金が必要なのか?は
ざっくりしか、考えていないからな~
でも、難しそうですね。
会社の事業計画やキャッシュフロー表つくるみたいです。』
考え方は同じですよ。
わかなかったら、お手伝いしますので、相談してください。
老後資金づくりのための掛金をつくるために、
多くの人がやっている方法がありますので、ご紹介しますね。
【貯蓄目的で加入した保険を見なおす】
という方法です。
いとうさんは、保険の見直しは実施していますか?
『はい。2年前に、友人にすすめられて見なおしました。
教育費や生活費ために、死亡したときに下りる保険に加入しました。』
そうですか。家族のための保障を準備しているんですね。
ご家族想いのいとうさん さすがです。
生命保険にも色々種類があります。
死亡保障が目的なら、掛金の安い保険を選ぶべきです。
掛金を安くする方法がありますから、お伝えしますね。
つづく
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